会社の研修で洗脳されることに要注意!抜け出せない泥沼の社畜になる前に。

今回は以前私自身会社の研修で洗脳されたときの経緯を説明していきます。そのときは、まさか自分が洗脳されているとは思わなかったのですが、従業員を社畜にするためのテクニックがつまった方法で研修したいたことに、今考えたらゾッとすることばかりでした。

悪用注意!私が会社の研修で洗脳された経緯

最初に言っておきますが、もしあなたが起業をして多くの従業員が欲しい場合は今から説明する会社の研修で、社員を洗脳する方法は悪用しないでください。

あくまで、洗脳というのはその人自身で考えられなくなってしまうので、よくも悪くも相手の人生が左右されてしまうので、悪用してはいけません。

そして、今回私が以前に宗教のような会社で研修を受けて、長い間洗脳された経緯を説明し、どうのように解くことに成功したのもまた解説していきます。

自己紹介&オリエンテーション


私が入社した会社は、某大手マッサージ業界のチェーン店に就職をして、技術職であるため当然研修所で十分な技術を覚える必要がありました。

しかし、そこの会社は研修所で技術だけ学ぶのではなく、精神面もかなりチェックされていく会社でした。(そのときの私はなにも知らないで入社したので本当にびっくり)

入社初日は、よくも悪くも私の人生を大きく左右させ、洗脳を受けるという感覚を味わった初めての日だったので、今でも鮮明に覚えています。

オリエンテーション

最初は8人グループで会社の研修所に集められ、2時間にわたりオリエンテーションを受けることになります。

オリエンテーションの内容としては、いかに会社がすごいのか、どれだけ有名なスポーツ選手を施術しているのかや成績上位者には海外での研修制度もあるという話などでした。

その会社が、いかに将来性があるのか、同業他社といかにレベルが違うかなどを約2時間に渡り、説明され続けられました。

そのようなオリエンテーションを受けながら、別室からいきなり怒号のような叫び声が聞こえてきたのを今でも覚えています。

『いーち!にーい!さーん!声が小さーい!』

いきなり隣の部屋からこんな叫び声が聞こえてきて、そのときのわたしの内心は『いったいここは何なのだ?マッサージなのにカウント?』と疑問だらけです。

あとからわかったのですが、どうやら研修生同士でストレッチをかけながら、全力の大声でカウントをしていたのです。

当然『あっ、ここの会社やばい。』と思ってオリエンテーションの段階で、そうそうに会社に来なくなった方がいたのはいうまでもありません。

研修所での自己紹介

初日のオリエンテーションで聞こえてきた謎の大声カウントに疑問を抱きつつ、いよいよ私も本格的な研修がスタートしました。

正日はいきなり100人ぐらいいる研修生の前に立たされ、自己紹介と将来の夢を叫べという課題を設けられました。

私を含めた初日の研修生が横に列になって立たされひとりひとり、『わたしは~、○○で~す!将来は○○になりたいでーす!』とのどが枯れるぐらい叫びます。

 

この時点での洗脳ポイント

  • その会社のすごさを植えつける
  • 自己紹介を全員の前でさせられ仲間意識を植えつける
  • 拍手の強要などその会社の常識を植えつける

研修開始


自己紹介が終わったあとは、本格的な研修へとスタートすることになります。

最初は、右も左もわからないので必然的にすでにいる研修生のマネをするしか、私にできることがありませんでした。

 

尋常じゃないほどの大声で社訓をいう

まず最初に尋常ではないほどの大声で社訓をいうことから、全てが始まります。

この社訓は、研修中だけではなく現場ででてからも、朝のミーティング前に必ず大声でいう習慣を数年間言い続けていました。

『ひとーつ!常に前向きに明るく元気に!』

『ひとーつ!自分で考え!自分で決意し!行動する!』

『ひとーつ!当たり前のことを当たり前にする!』

など大声で叫び、『この社訓の唱和はほかの会社にはない、とてもセンセーショナルな自社オリジナルなんだ』と当時の教官にドヤ顔でいわれたのを今でも覚えています。

しかし、あとから気づいたのがこれらの社訓の唱和は、松下幸之助など著名な偉人の言葉を全てパクっていただけでした。

筋トレ

社訓の唱和が終わったあと、正直『いつになったら技術を教えてくれるんだよ』と飽き飽きしていたときに、次は筋トレをすることになります。

その当時の教官の言葉として、『一日に5人~6人施術することがざらなこの業界。体を壊さないように筋トレだ!』ととんでもない理由で筋トレを課せられました。

当然筋トレをするときも、全力の大声でカウントをしながらしたことは、いうまでもありません。

この時点での洗脳ポイント

  • 会社の考えを植えつける
  • 自分で考える隙を与えない
  • 洗脳できているかできていないかを見極める

社長降臨

この超体育会系の研修所にある程度慣れてきたころ、当時の教官から『次の研修は自社のなかで最も大切な研修であり今後のあなたに大きな衝撃を与える』とかなり期待感をこめたお知らせを受けました。

その人生が大きくかわるような研修とは、どうやら社長研修だったのです。

この社長研修というのが、まるで新興宗教団体の教祖様のセミナーのようでとても気持ちが悪かったことを今でも覚えています。

教官の誇張した前説をして登場

『社長はこれまで数々の偉業を成し遂げて人間性が抜群のお方だ。その証拠に社長の人柄で銀行の貸付が全て通るのだ!』

とまるで社長を神様のように崇拝しきった教官の長く暑苦しい前説が終わり、いよいよ社長が登場します。

感動的なVTRで社長と会社の歴史を振り返る

派手なBGMと共に淡々と社長が壇上に上がっていきます。(なんで研修でこんな派手な入場をしているんだ。と私を含めた何人かはそう思ったでしょう。)

そして、派手なBGMで入場したあといきなり、会社と社長の成り立ちを感動的なVTRで振り返ることからスタートしました。

 

同じ研修を半年に一回強制参加

そのVTRを何度も見ているはずの何人かの社員の目から、一粒の涙がこぼれ落ちたのを目撃したときは、さすがに気持ちが悪いと感じました。

そう!この研修は全従業員半年に一回必ず参加しなければならないのです。

半年に一回毎回同じ映像を見ているはずなのに、なぜ涙がこぼれ落ちるのかや自分は新興宗教の会社に入社してしまったのかと不安になってしまいました。

 

この時点での洗脳ポイント

  • 派手な演出で社長が神だと思わせる
  • 社長の考えを植えつける
  • 会社の洗脳をいつまでも解けないようにさせる

洗脳されていない人間を劣等生にする

このように、不信感しか感じることのできなかった私は、この研修に人一倍苦労することに、当時の私は夢にまで思ってもいませんでした。

ほかにも不信感をもっている社員もいたのですが、みんな世渡り上手でそんな素振りを見せずに上手くやりくりをしていました。

しかし、元来不器用な性格の私は、思ったことをすぐに顔に出してしまうので、当然当時の教官に見抜かれることになってしまいます。

ひとつの研修所で100人以上いる場所で、なぜそんなすぐに見抜けるのかと疑問に思っていたのですが、あとから聞いたら面接の段階で選別していたそうです。

そう!私は面接の段階で最初から劣等生になることが決まっていたのです。

ひとりだけ研修の進行を遅らせる

こうして晴れて劣等生と認定された私は、ひとりだけ研修の進行を大きく遅れることになるのです。

ほかの同期は、次々と試験をクリアするのですが、私だけ試験のチャンスさえ与えることなく、なぜ私だけ試験を受けさせてくれないかの理由さえ教えてくれない毎日でした。

無関心という名の調教

この無関心の調教は激しい自己嫌悪に陥ってしまい、精神的にも大きなダメージを負ったのを今でも覚えています。

自分のどこがダメなのか理由さえわからず、人よりも早くに研修所にきて勉強をしてアピールしても全く教官に響かず自己兼の毎日でした。

ここでわかったのが、人間はなにをやっても解決策が見えないときが、最もストレスがかかるということを理解しました。

当時の私の会社は、劣等生のメンタルをどん底にまで落とす、すべをあらかじめ知っていたのでしょう。(そう考えると本当に怖いです。)

この時点での洗脳ポイント

  • さらし者にさせて洗脳している子に優越感を与える
  • 無視されることで自分の人格を疑うようになる
  • 自己嫌悪にさせる

究極のアメとムチ


ほかの同期の研修生が試験をクリアして、続々と現場に出るなか、私だけ相変わらず試験を受けさせてくれるチャンスもなく研修し続ける毎日を送ることになりました。

そうしていくと、人は簡単に壊れるのです。

人格崩壊、考えるのをやめる

とうとう人格が崩壊してしまった私は、考えるのをやめてしまい、会社の考えが全てで会社に依存することが幸せと完全に洗脳されてしまいました。

ここまできたら、もうすでに自分で考える思考がなくなってしまい、この会社にいれば将来は一生安泰だと本気で思っていました。

今考えると本当に洗脳が解けてよかったです。

 

研修をクリアしたらもの凄い褒められる

このように完全に思考回路が、会社に依存するようになったとき、はじめて研修の卒業試験を受けるチャンスを与えてくれました。

ものすごく長い期間研修したので、当然試験はすぐに受かって、そのときはじめて教官などまわりの人間から信じられないほど褒められます。

普通に考えてたら、その会社を恨んでよいはずなのに、完全に洗脳されてしまうと、褒められるとますますその会社が好きになるのです。

この時点での洗脳ポイント

  • 完全に思考停止する
  • 自己嫌悪感が完全になくなる
  • 逆に会社が大好きになる

数年働いて急に洗脳が解けたとき

現場に出たあとの私は、残業も休日出勤も全く気にしないほど仕事に没頭することになり、その期間が数年続きました。

しかし、洗脳というのはふとしたきっかけで、突然解けることがあり私の場合はある一冊の本がきっかけで元に戻ることができたのです。

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私の会社という洗脳が解けたきっかけの本はこちらのXジャパンTOSHIの洗脳という本です。

この本を読んでいるうちにふと思ったのです。

『あれ?これと同じような体験を俺は会社で受けてるぞ!?』

そうなったときに、まるでこれまで当たり前に思っていたことが疑問に思えるようになり、会社のなにもかもが気持ち悪く感じるようになりました。

最後に

この記事を読んでいる方で『私は絶対に洗脳されない』と思う方も多いことでしょう。

しかし、高校や大学を卒業したばかりで、社会を知らない若者を洗脳するのなんて会社は簡単にできるので注意していきましょう。

そして、『私は洗脳されてない』と思っていてもあなた自身の気づいていないところで洗脳されている可能性も十分にあるのです。

それだけ洗脳されている人は自覚がないのです。

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