さまざまな理由で退職しようとすると、ほとんどの方が止められるでしょう。特に慢性的な人手不足である会社だと余計に止められます。今回は私自身会社を辞めようとしたらさまざまな理由で1年間止められ続けたときの話をしていきますので、今現在会社を辞めれない方はぜひ参考にしてください。
目次
退職をしようと決意した瞬間

まず私が退職を決意した瞬間というのは、ずばり給料の安さです。
以前の私は某大手整体サロンでアルバイトから社員へとなっていました。
私が働いていたお仕事について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
仕事のノルマでストレスになり、うつになる人が急増する会社に就職したときの話
長時間で働いてノルマに追われていたにも関わらず、恐ろしいほど給料が安いので、ある日疲れ果てた夜帰り道の電車のなかで、決意したのです。
退職を申告したら1年間止められ続けた
最初は店長に呼び出しをされた

勇気を振り絞って退職を人事にお伝えしたところ、最初はいきなり店長に呼び出しをくらったのです。
「どんな理由で辞めるんだ?」
と当然店長にいわれるのですが、
もちろん「給料が安いんじゃ―!バカヤロー!!!!」とはいえず、
「新しい可能性を見出してみたいから、ほかの業種も体験したいのです。」といいました。
すると、「必ず失敗する。お前にはこの会社が合っているんだ。」や
「新しい会社に就職したとしてもお前は同じことをくり返す」
と数時間言われ続けて私の気が滅入ってしまいました。
ここでひとついいたいのが、注意している店長本人は、なにもチャレンジしていないから、なんの説得力もないということです。
次にエリアマネージャーに呼び出し

契約の理由や人手不足の理由から、なにかと退職する期間を止められるうちに、エリアマネージャーから呼び出されました。
エリアマネージャーにまでなると、止められる理由がすべて根拠のない精神論をいってきます。
「お前が成長する場所はこの会社だ」
「この会社にはお前が必要だ」
と数時間言われ続けてきました。
あとから聞いたのですが、エリアマネージャーは退職者を増やすのと、人材が減って売り上げが下がることによって本人の査定に大きくマイナスになるのです。
そうすることで、エリアマネージャー側も最悪降格の恐怖が発生し、本人の保身のために必死に止めていたことがわかりました。
会社を退職しようとしたらどのように止められるのか
会社を辞めて失敗した人の例を説明される

契約上の問題や人手不足などの問題からなんやかんやで一年間退職を長引いたときには、たくさんのことをいわれていきました。
あとから同じように辞めていった同僚の話を聞いてみたところ、全く同じ文言で引き止められていたことがわかりました。
まず、会社を辞めて失敗した人間の例を一から上げられていくのです。
「あいつは独立しようとして大きな借金を背負ってうまくいってない」
「あいつは今現在転職をくり返して、いまだに苦しんでいる」
「だから転職しても独立しても無駄だからこの会社で成長したほうがよい」
といい続けてきました。
会社に出戻りした人の例を上げられる

そして、出戻りした方の話を永遠と聞かされていきます。
「あいつは一度転職したけど、結局戻ってきて今では店長だ」
「あいつは、一度辞めたあとに考えを改め直してこの会社に戻って成長を遂げた」
と宗教団体のような文言で止められたのを今でも覚えています。
そう!私が以前いた会社はまるで宗教団体のようでした。
宗教団体のような会社の体験談はこちらの記事を参考にしてください。
この会社以外通用しないといわれる

結局会社を止められるときには、ここ以外通用しないということを永遠といわれ続けるのです。
しかし、ここで大切なのが最後に判断するのは自分自身であり、価値観や考え方を他人にゆだねてはいけません。
私の経験上価値観や考え方を他人にゆだねて、自分自身で考えなくなると、何事もうまくいかなくなるのです。
あなただけの人生他人に依存しないで、自分の芯というのを持って行動することが大切なのです。
そうすることで、退職を止められるときでも、ブレないで正しい洗濯をとることができます。
会社を退職するのを止められるときの対処法
会社を退職するときには、さまざまな理由で止められるのです。
ほとんどの方は、上層部から止められることで恐怖してしまい、退職をあやふやにしてしまいます。
そして、結局退職をしないでなにも行動を移せずに会社に残ってしまうのです。
ここからは、私の経験上さまざまな理由で会社を止めらるときに取るべき行動を紹介していきますのでぜひ参考にしてください。
広い視野を持つ

まずは広い視野を持つことが大切なのです。
退職することを相談する場合、会社内だけで相談してしまうと、そこだけの価値観や経験でしか答えることができません。
私が会社を辞めて感じたのは、世の中にはさまざまな人間がいることです。
いろんな方がいて、私が今まで知らなかった働き方などがあるのだと、辞めた今だからわかります。
だからこそ、ただ退職するのではなく、広い視野を持って準備することが大切です。
あとはあなた自身が持っている固定観念を捨てて、
「俺にはとてもではないけどできない」
という考えは一度リセットしてみましょう。
最後に決断するのは自分自身

ここまで説明したのですが、最後に大切なのが自分自身で決断することです。
いくら広い視野を持っても、転職エージェントを使ったとしても、会社の上司から止められたら怖いものです。
ですので、最後には自分自身で止めらる恐怖を乗り越えて、退職を成功させましょう。
退職を止められるときは自分自身の心の声に問おう!
もしさまざまな理由で会社を退職を止められるときは、自分自身で今なにが一番したいのかを自分に問いただしてください。
本当に正しいのは、自分自身でなにがしたいかということなので、その芯さえ持っていたら誰になにを言われようとも大丈夫です。
会社で辞めるのを止められたときには、そのことが一番大切になっていきます。

コメントを残す